信託保全
FXの信託保全とは、顧客から預かった保証金を、FX業者の財産とは区別した上で第三者(信託銀行等)に管理を委託し、資金を保全する方法です。この信託保全によってFX業者の破たんリスクから回避されるわけです。
信託保全といっても保証金+ポジションの損益(スワップポイントを含む)の全額を保全する『全額信託保全』もあれば、『一部信託保全』もあります。さらに自社の資金と分別管理しているだけの『分離保管』というのもあります。当然にして『全額信託保全』のFX会社を選ぶことがFX業者の破たんリスクを避ける上では最良ということになります。
次に信託保全でポイントとなるのが、信託額算出のタイミングです。FX業者によって、『毎営業日』のところもあれば『週に一度』のところもあります。
毎営業日(ニューヨーククローズ時点)証拠金額に評価損益及びスワップポイントを加減した信託必要額を算出しているFX業者がベストです。
週に一度のFX業者ですと、一週間のタイムラグが生じるため預けた時点の有効証拠金額と返還される有効証拠金額が必ずしも一致しない場合が出てきてしまいます。
信託保全は、FX業者が破たんした場合の資産保全になりますが、そもそも破たんがないのが一番です。究極的にはFX業者が破綻するかどうかなんてわかりようがありませんが、最低限口座開設前に『自己資本比率』や会社の財務諸表などの指標でFX業者の信頼性を計っておきましょう。
※金融商品取引業者は、2007年9月に施行された金融商品取引法第46条の6第2項にて、自己資本規制比率を120%以上に保つことが義務付けられています。